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小満(しょうまん)【二十四節気:七十二候解説】

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 このページでは「二十四節気(にじゅうしせっき)」の「小満(しょうまん)」を説明しています。また「七十二候(しちじゅうにこう)」の「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」、「紅花栄(べにばなさかう)」、「麦秋至(むぎのときいたる)」についても解説します。

二十四節気:小満とは

 二十四節気のひとつである「小満」は毎年5月21日頃からの15日間のことを指します。意味合いとしては、太陽が優しく台地を照らし草木が成長しだんだん茂みになり始める頃とされています。また、名前の由来は、草木が小さいながらも満ち始めている様子から「小満」とされています。

 読み方は「しょうまん」と読むことが一般的ですが、書物によっては「せうまん」と表現し、意味合いも「すべての物がだんだん成長していく様子が見てとれる頃」と解釈する場合もあります。他にもむかしの農民たちが育てていた作物が少しずつ大きくなっていく様子を見て少しばかり満足した様子をとって小満としたともされています。

 ちなみに蔦屋重三郎らによって1787年に発行された、暦便覧(こよみべんらん)には小満の欄に「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されています。この本は今でも暦についての基準とし用いられることがあります。

七十二候:蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)とは

 「蚕起食桑」とは5月21日頃からの約5日間のことを指します。意味合いとしては、蚕(かいこ)を育て絹糸を生産することを生業とする人たちが、育てている蚕たちが元気に動き出し、餌である桑を食べ始めるころだったためこう呼ばれるようになりました。蚕が生み出す絹糸は住民にとってとても貴重なものだったため、七十二候を表現する言葉に「蚕」を含めたのは尊敬の意味合いも含まれているとされています。

七十二候:紅花栄(べにばなさかう)とは

 「紅花栄」とは5月26日頃からの約5日間のことを指します。意味合いとしては、紅花が咲き始める頃とされています。西暦600年頃にエジプトから伝わった紅花は花びらは染料として使われ、種は油として使うことができ重宝されました。また、赤い染料を利用し、口紅のはしりがこれだと言われています。当時の人から重宝された紅花を七十二候の言葉に含めた理由はこういうことだからです。

七十二候:麦秋至(むぎのときいたる)とは

 「麦秋至」とは5月31日頃からの約5日間のことを指します。意味合いとしては、麦が実り収穫をする頃とされています。当時は二毛作だったところも多く、秋の収穫と合わせこの頃も忙しかったそうです。麦で生計をたてる家庭が多かったことから七十二候の言葉になったとされています。

まとめ

 さて、二十四節気の小満は理解できましたか。またそれぞれ七十二候も「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」、「紅花栄(べにばなさかう)」、「麦秋至(むぎのときいたる)」もそれぞれの意味があって面白いですね。

この記事を書いた人

Nobu
面白い記事をどんどん更新します。お楽しみに!

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